受験、就職試験、将来の夢

お題「夢と挫折」
そんな大した挫折ではないかもしれないけど、小さなことも含めこんなこともあったなという記録として書いてみます。

高校の時、特に将来の夢もなくお菓子作りが好きだったので単純にパティシエになりたいと何となく思っていた。
しかし父さんから、「パティシエは毎朝早く起きないといけない。朝苦手なのにそれが出来るのか。お菓子作りは趣味でも出来るから趣味で良いんじゃないか」と言われ、確かに…と思って簡単に諦めた。
簡単に諦めた夢…それだけの夢だったんだろう。
それから将来の夢がなくなってしまい…進路どうしようかなーと何となく考える。
高校生の間に真剣に考えたことない気がする。
パティシエも何となくやったし。

そして大学受験。
元々は学費の安い短大に行こうと思ってた。
やりたい仕事もなく、就職率の良い県内の短大を親は薦めていた。
今はやりたい仕事は無くても、それなりに幅広い分野且つ県内企業の就職率が高くてとりあえず短大に入って興味のある仕事を探したらということもあり。
何となく憧れてた大学はあったけど、指定校もらえなさそうだし、指定校で無ければ行けなさそうだし入ってからも大変そうだし最初から諦めてた。
しかし、担任の先生があと少し評点上がれば指定校もらえるから頑張ろうと言われ、確か残り1回のテストにかけてみた。
が、結果評点足りず。
今考えればたった1回のテストでそう簡単に評点上がるわけないやろうし…相当点数良くないと無理やわな。
先生もレベル高い方薦めるだろうし…努力させる方向に持ってくよね。
でも結局駄目やんって思ったし、憧れの大学行けるって夢見てた分ショックは大きかった。
人生甘くない。
指定校取れなかった人、クラスでたった3人やったし何か余計悔しいよね。
でも今までの勉強足りてない結果がここで出たんやわな。
しかし今となっては、結果その大学行かなくて良かった。
結局元々行こうとしてた短大へ行き、大学だったら学費も年間で短大の約4倍、交通費も更にかかったやろうし、通学も大変だったし、4年大学通ってたら丁度就職難の年だったし短大で良かった。
指定校っていうのもその当時あまり深く考えてなかったけど…結構プレッシャーあるよね。
親にも迷惑・負担かけてたかもと思うと…他にも全てにおいて短大の方がメリットばかりやったな。
大学行かなかった分、短期留学という貴重な経験も出来たわけで。
まあ大学に行ってないから何とも言えないが…私はこの道で良かったと思う。

そして短大にて就職に悩み…
将来の夢なかったのに、短大通い出して夢を見つけることが出来たんです。
でもこんな私に出来るだろうかという不安が大きく…しかも試験が遅くて。
試験まで何も就職活動しないのも気になる…周りはみんな動いてるのに。
でも本番までに試しに他の企業受けるということも、もし受かっても行く気もないのに何だかなと思って。
そんなとき安定の大手企業の求人が。
しかも大好きなオーストラリアと関係もある会社。
県内だし給料も良いし土日休みだし…と条件良くてここでまた夢見てしまい、試験を受けることに。
でも、コ○採用らしいと噂を試験後に聞いてテンションがた落ち、結果駄目でして。
そんな採用の仕方だったら最初から受けなかったのに時間がもったいないと悔しかった。
きっぱり諦め気持ちを切り替え、その後憧れてた仕事一本に就職試験絞り合格。
落ちてもまた来年受けるくらいの気持ちの仕事だった。
本当、前の大手企業落ちて良かった。
そこで働いてても多分自分のためにはなってなかったし、やりたい職種でもなくやりがいも感じれず楽しくなかったはず。
結果憧れてたやりたい仕事が出来て、恵まれた職場に仲間…憧れだけで終わるのではなく、大好きな仕事が出来たので幸せです。
憧れだけで入っても、想像と違ったりすることが多い気がする。
でも私は想像通りの世界で。
確かに毎日緊張とプレッシャーに押し潰されそうな日々もあったし、厳しく辛い時期もあったけど今となってはそれも良い思い出と経験。
仕事面倒くさいなーって思うことはあっても、この仕事が嫌いだ・やめたいと思うことはなかった。
好きな仕事って感じれることもなかなかないと思うし、あの仕事が出来て本当に良かったって思える。

大体は親からの助言でこれまで良い道を歩んできている。
短大も元は親からの薦めやったし、
就職試験も元々やりたいことの方薦めてたし、
1つ違った道を歩んでいたら、今のこの状況ではない。
その当時は「挫折」と感じていたことも、今となっては挫折とは思っていない。
これまで良い道を歩んでいて、その当時の「挫折」があったから今があるというかその後夢を見つけてそれを叶え、大好きな仕事が出来て結果全てにおいて良かったって思ってる。
それに間違いなく言えることは、1つでも違ってたら今の旦那さんとは出会えてなかった。
あの職場だったのと、いろんな偶然が重なったから、結婚まで至った。
そう考えると本当不思議だ。
人生まだ長いけど、今は夢も特にないし夢がない分挫折もない気がする。
日々何気なく過ごしてて…そう考えたら学生時代は将来が決まる大事な時期で、社会人時代は貴重な日々だったんだなとしみじみ思う。
あの頃のように夢を追う日がまたいつか来るかな。






Netflix火花お題「夢と挫折」



Sponsored by Netflix